飲食店がGoogleビジネスプロフィールに新規登録するには、無料のGoogleアカウントで店舗情報を作成し、Googleが定めるオーナー確認を済ませたうえで営業時間や写真などの基本情報を整えます。Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップの検索結果に店舗名・住所・営業時間・口コミなどを無料で表示できる公式サービスです。
Googleビジネスプロフィールとは?飲食店が登録するメリット
Googleビジネスプロフィールに飲食店の情報を登録すると、Google検索やGoogleマップで店名や「地域名+ジャンル」などのキーワードを調べたユーザーの前に、自店の情報を無料で表示できるようになります。
- Google検索・Googleマップの両方に店舗情報が表示される
- 営業時間や電話番号、写真、メニューなどを自分で発信・更新できる
- 来店客からの口コミが集まり、返信を通じてやり取りできる
- 地図アプリからそのまま経路案内や電話発信につなげられる
登録前に準備しておきたい情報
Googleビジネスプロフィールの登録をスムーズに進めるには、あらかじめ店舗の基本情報を一覧化しておくことが必要です。
- 正式な店舗名(チェーン名や号店表記も含めた表記)
- 住所(建物名・階数まで正確に)
- 電話番号(お客様からの連絡を受けられる番号)
- 業態カテゴリ(例:レストラン、カフェ、居酒屋など)
- 営業時間・定休日
- 登録に使うGoogleアカウント
Googleビジネスプロフィールの登録手順4ステップ
Googleビジネスプロフィールの登録は、アカウント作成からオーナー確認、公開設定まで大きく4つのステップで進めます。
- ビジネス名・カテゴリを入力してアカウントを作成する
- 所在地・営業時間・連絡先を設定する
- オーナー確認(本人確認)を行う
- 公開設定を確認して情報を反映する
①アカウント作成とビジネス名・カテゴリの入力
登録の最初のステップでは、Googleアカウントでビジネスプロフィールの管理画面にサインインし、正式な店舗名と業態カテゴリを入力します。同じ店名がすでに地図上に登録されている場合は、新規作成ではなく「オーナーですか」からの申請に進みます。カテゴリは主業態に最も近いものを一つ選び、必要に応じて副カテゴリを追加すると、検索で見つかりやすくなります。
②所在地・営業時間・連絡先の設定
次のステップでは、地図上に表示する住所と、電話番号・ウェブサイトURL・営業時間を設定します。デリバリーや出張専門で店舗に来店客を迎えない場合は、住所を非公開にして「サービス提供地域」を設定する方法もあります。営業時間は通常営業に加えて、祝日や臨時休業の特別営業時間も個別に登録できます。
③オーナー確認(本人確認)の方法
情報を公開するには、そのビジネスの管理者であることをGoogleに確認してもらうオーナー確認が必要です。確認方法はビジネスの状況によって表示される選択肢が異なります。
| 確認方法 | 特徴 |
|---|---|
| 郵送はがき | 登録した住所宛にコードが記載されたはがきが届き、管理画面で入力する |
| 電話 | 自動音声または担当者からの通話でコードを確認する |
| メール | 登録したメールアドレス宛にコードが届く |
| 動画確認 | 店内や設備を撮影した動画をアップロードして確認する |
確認方法は選択できるとは限らず、Google側の判定によって表示される選択肢が変わります。はがきによる確認は届くまで日数を要するため、開業日から逆算して早めに申請しておくと安心です。
登録後に整えておきたい基本情報
登録が完了したあとは、来店につながる情報を継続的に充実させていくことが大切です。
写真とメニュー情報
プロフィールの印象を左右するのは、外観・内観・料理写真です。外観写真は店を探すお客様の目印になり、料理写真は来店前の期待感につながります。メニュー機能では料理名・価格・写真を登録でき、価格帯の表示も設定できます。
- 外観写真(看板・入口がわかるもの)
- 内観写真(客席・カウンターなど)
- 看板メニューや人気料理の写真
- メニュー機能での料理名・価格の登録
属性・支払い方法・予約リンクの設定
属性欄では、テラス席の有無やバリアフリー対応、子ども連れ歓迎などの店舗の特徴をチェック形式で伝えられます。支払い方法欄ではクレジットカードや電子マネー、QRコード決済への対応状況を設定できます。オンライン予約サービスを導入している場合は、予約リンクを登録するとプロフィール上から直接予約に進んでもらえます。個人事業主が予約システムを導入するときの料金体系と選び方を確認しながら、店舗の規模に合った予約導線を検討するのも一つの方法です。
業態や立地によって気をつけたい設定のポイント
業態や立地によって、Googleビジネスプロフィールで優先して整えるべき項目は異なります。
| タイプ | 優先して整えたい設定 |
|---|---|
| 個人経営の小規模店 | 写真の充実と営業時間の正確な更新 |
| デリバリー・テイクアウト専門 | 住所非公開設定とサービス提供地域の登録 |
| 駅前・繁華街の立地 | 営業時間の細かい設定(ランチ休憩・深夜営業など) |
| 郊外・住宅街の立地 | 駐車場の有無や属性欄での補足情報 |
登録でよくある失敗と対処法
Googleビジネスプロフィールの登録では、いくつかの失敗パターンが繰り返し起こります。
- カテゴリを実態と異なるものにしてしまい、検索で見つかりにくくなる→主業態に最も近いカテゴリへ変更する
- 住所の表記がゆれていて(ビル名の有無など)地図上の位置がずれる→登録済みの表記に統一する
- 祝日や臨時休業の反映を忘れ、閉店中に「営業中」と表示される→特別営業時間をそのつど更新する
- 同じ店舗を複数のアカウントで重複登録してしまう→重複分は統合または削除を申請する
登録後の情報発信を含めた集客の全体像は開業したばかりの店がまずやる集客3ステップで整理しているので、あわせて確認しておくと今後の進め方を組み立てやすくなります。また、来店客からの評価を増やしていく際にはGoogleの口コミを増やすお願いの仕方(例文付き)も参考になります。
よくある質問
Googleビジネスプロフィールの登録に料金はかかりますか?
Googleビジネスプロフィールは無料で登録・利用できるサービスです。写真の追加や情報更新、口コミへの返信なども追加費用なく行えます。
カテゴリはどう選べばいいですか?
提供している料理や業態にもっとも近いメインカテゴリを一つ選びます。ラーメン店とカフェを兼ねているなど複数の業態がある場合は、副カテゴリを追加して補足すると検索で見つかりやすくなります。
オーナー確認にはどのくらい時間がかかりますか?
確認方法(郵送はがき・電話・メール・動画など)によって所要期間は異なります。とくに郵送はがきは届くまでに日数がかかるため、開業予定日から逆算して早めに申請しておくと安心です。
複数店舗を展開している場合はどう登録すればいいですか?
店舗ごとに1つずつプロフィールを作成し、それぞれの住所や営業時間を個別に設定します。店舗数が多い場合は、Googleビジネスプロフィールマネージャーでまとめて管理する方法もあります。
登録後に情報を変更すると何が起こりますか?
営業時間や写真、電話番号などは登録後もいつでも編集できます。ただし店舗名やカテゴリ、住所など重要な項目を大きく変更すると、Googleから再度オーナー確認を求められる場合があります。
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