お客さんに「よかったらGoogleの口コミを書いてください」と一言伝えるだけで、口コミは着実に増えます。ほとんどのお客さんは「言われたら書こうと思っている」のに、何も声をかけられないから書かずに終わっているだけです。
この記事では、口コミをお願いするタイミング・声のかけ方の例文・LINEを使った仕組み化まで、今日からすぐ使える方法をまとめました。
- 口コミを増やす最速の方法は「声をかけること」。10人に声をかければ2〜4人は書いてくれる。
- タイミングはお会計後・帰り際・LINE配信(翌日)が効果的。
- 口コミURLをQRコード化してカードで渡すと、帰宅後でも書いてもらいやすくなる。
Googleの口コミがお店に重要な理由
Googleの口コミは、地図検索(Googleマップ)で表示される評価です。口コミの件数と星の平均が多いほど、地域名での検索結果で上位に表示されやすくなります。
たとえば「渋谷 美容院」「新宿 カフェ」のような地名+業種の検索では、Googleマップの結果が検索ページの上部に出てきます。ここに口コミ5件のお店と50件のお店が並んでいたら、多くの人は口コミ数が多い方を選びます。
初めて来るお客さんがお店を選ぶとき、Googleマップの口コミを読んで決めるケースは非常に多いです。逆に口コミが0件または1〜2件しかないお店は、それだけで選ばれる機会を失っています。
口コミが集客に直結する理由は3つあります。
- 検索結果で目立ちやすくなる:地図検索(MEO)での表示順位に影響する
- 初めての人が来店を決める判断材料になる:実際に来たお客さんの声は広告より信頼される
- ホームページより先に読まれる:地名で検索したとき、マップが最初に表示されることが多い
口コミを依頼するタイミング

口コミを書いてもらいやすいのは「感謝の気持ちが高まっている瞬間」です。満足して帰るところのお客さんに声をかけることが、最も口コミにつながります。
お会計後・帰り際
サービスが終わってお客さんが満足している帰り際が、口コミを書いてもらいやすい最良のタイミングです。「ありがとうございました。よかったらGoogleに口コミを書いていただけると嬉しいです」と一言添えるだけで十分です。
このとき、Googleビジネスプロフィールの口コミURLを印刷したカード(またはQRコード)を一緒に渡すと、帰宅後でも書いてもらいやすくなります。手ぶらでお願いするよりも、URLに直接アクセスできる状態を作ることが大切です。
LINE配信でフォローアップ(翌日〜3日後)
来店の翌日から3日以内に、LINEで感謝のメッセージと一緒に口コミURLを送るのも効果的です。帰り際に書けなかったお客さんも、手元にURLが届けば書きやすくなります。LINE公式アカウントを使っている場合は、来店後フォローとして仕組み化できます。
「Googleで見た」と言ったお客さんへの声かけ
初めて来てくれたお客さんに「どこで知りましたか?」と聞いてGoogleマップと答えてくれた場合、口コミをお願いする絶好のタイミングです。「Googleで見ていただいたんですね。よかったら次回、ご感想を口コミに書いていただけると嬉しいです」と自然に繋げられます。
声のかけ方・例文(対面編)
難しい言葉は必要ありません。率直に、感謝の気持ちを込めてお願いするのが最も効果的です。
例文①:シンプル版(どのお客さんにも使える)
「本日はありがとうございました。よかったらGoogleの口コミにご感想を書いていただけると、とても励みになります。このカードにURLとQRコードがあるので、帰ってからお時間のあるときにお願いできると嬉しいです。」
例文②:理由を添えるバージョン(初めてのお客さんに特に有効)
「口コミがあると、初めて来るお客さんに安心して選んでもらいやすくなるので、もしよかったらひと言だけでも書いていただけると助かります。」
例文③:常連さん向け
「◯◯さん、いつもありがとうございます。実は最近新規のお客さんを増やしたくて、Googleの口コミを集めているところなんです。よかったら一度書いていただけませんか?」
- 「感謝→お願い→URL渡し」の3ステップで伝えるとスムーズ。
- 「書いてください」より「書いていただけると嬉しいです」の方が自然で断られにくい。
- カードやQRを渡すと帰宅後でも書いてもらいやすくなる。
断られたときの対処
「Googleの使い方がわからない」と言われたら、口コミURLの開き方を一緒に見せてあげるのが効果的です。スマートフォンでGoogleマップを開いて、お店のページが表示されるところまで手を貸してあげるだけで、その場で書いてくれるケースも多いです。
断られても気にしすぎなくて大丈夫です。10人に声をかければ2〜4人は書いてくれます。全員に書いてもらおうとせず、声をかけ続けることが大切です。
LINEやメッセージを使った口コミ依頼の例文
直接声をかけるのが苦手な方や、帰り際に声をかけられなかった場合は、LINEや予約システムのメッセージ機能を活用する方法があります。LINEを使った集客・リピーター獲得の詳しい方法はこちらの記事も参考にしてください。
LINE配信の例文(来店翌日)
「昨日はご来店ありがとうございました。ゆっくりおくつろぎいただけましたか?もしよかったら、Googleの口コミにひと言ご感想を書いていただけると大変励みになります。
→【口コミを書く(リンク)】またのご来店をお待ちしております。」
LINE配信の例文(定期配信に組み込む場合)
「いつもありがとうございます。このたびGoogleの口コミを集めておりまして、よかったらお声を寄せていただけると嬉しいです。
→【口コミを書く(リンク)】
ご来店をお待ちしております。」
口コミURLの作り方と取得場所
お客さんに渡すURLは、Googleビジネスプロフィールの管理画面から取得できます。手順は次のとおりです。
- Googleビジネスプロフィール(business.google.com)にログインする
- 「ホーム」タブに表示されている「口コミを増やす」をクリックする
- 「口コミするためのリンクをシェアしましょう」と表示されるURLをコピーする
- そのURLをLINEのメッセージやカードのQRコードとして使う
このURLをお客さんが開くと、Googleの口コミ入力画面がすぐに表示されます。入力ステップが少ないほど書いてもらいやすくなるため、必ずこのURLを使いましょう。
口コミを継続して増やすための仕組みづくり

口コミは一度声をかけるだけでなく、継続して集める仕組みを作ることで着実に増えていきます。仕組みがあれば、スタッフが変わっても口コミ依頼が続けられます。
QRコードカードを常備する
口コミURLをQRコードにして、手のひらサイズのカードを数十枚印刷しておきます。お会計後に毎回渡す習慣をつけるだけで、スタッフが意識しなくても口コミ依頼が自動的に行えます。
カードには「Googleに口コミを書く」の一言とQRコードだけで十分です。余計な説明は読まれません。シンプルなカードほど使いやすく、長続きします。
レジ横のPOPやレシートに口コミを促す一文を入れる
レジ周りにQRコードのPOPを置くだけで、お客さん自身が気づいて書いてくれるケースがあります。「Googleで口コミ受け付け中です」という一文とQRコードを組み合わせたPOPは、低コストで作れます。A4用紙に印刷してラミネートするだけでも十分です。
LINE公式アカウントで月に1〜2回配信に組み込む
友だち登録しているお客さんへのLINE配信に、月に1〜2回口コミ依頼を組み込むと継続的に集まります。毎回の配信に入れると煩わしく感じさせてしまうため、「季節のご挨拶」や「キャンペーン告知」と組み合わせて自然に差し込む方法が続けやすいです。
スタッフ全員が声をかけられるように例文を共有する
オーナー1人だけが声をかけるより、スタッフ全員が口コミ依頼を習慣にするほうが数倍速く口コミが増えます。「こういう言い方で伝えてね」という例文を紙1枚にまとめてスタッフに共有し、誰でも同じように声をかけられる状態を作ることが大切です。
口コミ依頼でやってはいけないこと
口コミを増やしたい気持ちはわかりますが、やり方を間違えると逆効果になります。Googleの規約に違反すると、口コミが削除されたりアカウントが停止されるリスクがあります。
- 高評価を強要しない:「5つ星でお願いします」という依頼は規約違反です。「感想を書いてください」と伝えるにとどめましょう。
- 自作自演はしない:自分や家族・友人が書いた口コミは不自然なパターンでGoogleに検出・削除されます。
- 返礼品と引き換えにしない:「口コミを書いてくれたら割引します」はGoogleの規約違反です。お願いはあくまで任意ベースで。
書いてもらった口コミには必ず返信する
口コミを書いてもらったら、必ず返信しましょう。返信があるお店は「ちゃんと見てくれている」という印象を与え、次に口コミを書く人の動機にもなります。
返信の例として、次のような文が使いやすいです。
「◯◯様、温かいご感想をありがとうございます。またのご来店を心よりお待ちしております。」
低い評価がついた口コミへの返信は、丁寧に対応することで「誠実なお店」という印象を残せます。「先日はご不便をおかけして申し訳ありませんでした。いただいたご意見を活かしてまいります」という返信があるだけで、他のお客さんに好印象を与えます。低い口コミが1件あっても、丁寧な返信と良い口コミが増えれば全体の印象は回復します。
よくある質問
Googleの口コミは何件から集客に効果が出ますか?
10件を超えると検索結果での信頼感が大きく変わります。20〜30件になると、初めての人が来店を判断するときの安心材料として機能しやすくなります。まずは10件を目標に声かけを始めましょう。
口コミのお願いはしつこいと思われませんか?
丁寧な言い方で一度だけお願いする分には、ほとんどのお客さんは嫌な気持ちになりません。「書いていただけると嬉しいです」という控えめな表現を使い、断られたら引き下がることが大切です。圧力をかけず自然に伝えることで、関係性を壊さずにお願いできます。
Googleアカウントを持っていないお客さんにはどうすればいいですか?
Googleアカウントがないと口コミは書けません。その場合は無理強いせず「またの機会に」で大丈夫です。Googleアカウントを持っている方に絞って声をかけるだけで、口コミは十分に集まります。
悪い口コミがついた場合はどうすればいいですか?
低い評価がついても、丁寧に返信することで誠実なお店という印象を残せます。明らかな嫌がらせや事実と異なる内容はGoogleのサポートに報告できます。その後に良い口コミが増えれば平均評価も回復します。
口コミURLはどこから取得できますか?
Googleビジネスプロフィールの管理画面(business.google.com)にログインし、「ホーム」タブの「口コミを増やす」ボタンをクリックするとURLが表示されます。このURLをLINEやカードに使うことで、お客さんがすぐに口コミ入力画面を開けます。